神社建築
日本古来の宮殿建築の一種であり、平安時代以降寺院建築の影響を受けながら様式や形状が進化して現代まで継承されております。日本固有の神の住まいである仏教と異なる点を意識し、伝統的な建築の意匠を取り入れ、本殿をはじめ、拝殿、瑞垣、鳥居、灯篭、賽銭箱など大小に問わず、関連する構造物の新築及び改修工事の施工を承っております。
寺院建築
中国伝来の宮殿建築を祖とする寺院建築は、仏教と共に大陸の建築様式が伝えられ、構造・様式など日本風に消化洗練され現代までの形となって継承されています。①基壇(きだん)②礎石(そせき)③軸組材④斗栱(ときょう)・垂木(たるき)・茅負、裏甲(かやおい・うらごう)⑤瓦屋根⑥塗装・金具、これらの構造的な工夫と様々な素材を適切に用い木造建築の寿命を飛躍的に延ばす技術が使われています。七堂伽藍をはじめ、庫裡や位牌棚など大小に関わらず関連する構造物の新築及び改修工事を施工を承っております。
建物調査
現在所有されている建物がどんな状況なのか?と思われる方は多いと思われます。外観から小屋裏、床下などの見えない範囲まで現状を調査し、お客様に分かりやすくイメージしやすいよう説明させて頂き、次へのステップに進む資料や維持管理に必要な資料も作成いたします。資料の確認時にご不明点や懸念点などがあれば、丁寧にご説明しております。
伝統工法木造建築(古民家再生)
各地域の特性や風土により、様々な構造を有する民家。築100年を超える建物はまだまだ多数残っており、古民家に使用されている材(古材)は、材径も大きく、外観も強度も共に良質なものも多いです。そのような古民家を、ただ廃棄するのでは無く再活用し、宮大工の知識と技術をもって「住み継ぐ家」「古民家カフェ」「古民家施設」など現代のニーズに合わせた改修工事の施工も承っております。
設計業務
お客様の思いやご希望を細かくおうかがいし、新築の設計業務をはじめ、各種改修工事の内容提案やプラン図の作成も承っております。また日本が誇る建築美と現代のニーズを掛け合わせた”安心して永く住み継ぐ家”のご提案、古民家の良さを生かした建物の新しい活用(カフェ・宿泊施設などへの改築)もお任せいただいております。