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令和六年十二月七日 やまぞえ不動院鐘楼堂新築工事 落慶法要

昨日、令和四年春よりお寺様をはじめ多くの方々とともに協議を重ね推進してまいりました鐘楼堂再建工事が無事落慶を迎えることができました。

不動院鐘楼堂は寛政六年(1794)に建立され、嘉永七年(1854)の伊賀大地震にて倒壊、慶應元年(1865)に再建されたが、昭和十九年に大東亜戦争にて梵鐘が供出されて以来石垣のみの状態で歴代住職の悲願でもありました。

この度の御用材は多くの檀信徒様の提供により、令和四年秋から木を切り出し、荒製材、乾燥期間をおいて令和六年より加工、刻み、建方と多くの関係者と共に建てられたものです。

梵鐘の音は「魔を払い福へ導く」と云われており、現代を取り巻く状況、先人の思い、そして後世へ受け継がれていくこと、様々な思いを念願し計画段階より携わらせていただきました。

お寺様、総代様、檀信徒様をはじめこの工事に携わったの多くの関係者に感謝し厚く御礼申し上げます。